「3.11 東日本大震災」から1年半後、岩手・釜石から仙台・名取までの三陸海岸沿いを縦断視察。
「3.11 東日本大震災」から1年半後(平成24年10月3~4日)の東北を、キタは岩手・釜石市から仙台・名取市までの間の三陸海岸沿いを、マイカーで視察してきました。その写真を掲載します。「復興」は長い長い道のりであるということを、改めて痛感しています。
【写真1】街全体が壊滅してしまった仙台市若林区の荒浜地区は、今も無残な光景で、幸せを願う黄色い旗と看板を掲げて、「荒浜の再生を心から願う」と訴えていた。
【写真2】黄色い看板のすぐ脇にある荒浜小学校の校庭には、流出した無数のオートバイが集められたままで、崩落した体育館の前も打ち上げられたボートが、そのままの状態に。
【写真3】海岸線の旧市街地集落の住宅は跡形もなく、ドコモかしこもコンクリートの土台だけが、ムキ出して残っていた。元の住宅に復活させるには、大変な努力が必要と思うと、胸が締め付けられる。
【写真4】南三陸町は、今も幹線の国道45号線が水浸しで、警察の誘導に頼っていた。消防署までも全滅。こんな光景が大船渡市、陸前高田市、気仙沼市、石巻市、名取市と、至るところ延々と続く。
日本不動産ジャーナリスト会議(REJA)
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